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ホームページの設計について

今回のお手紙は、「ホームページの設計」が今のままでいいのかわからないというご質問に対してのご回答です。

わかりやすいようで、わかりにくい。
わかりにくいようで、つかめば簡単。

ご参考になれば幸いです。

Mさん

一條です。
さっそく研究会のホームページを拝見しました。


うーん。
コメントがむずかしい(笑)

というか、コメントの内容を理解してもらえるかがわからないのです。

ちょっとわかりにくいかもしれないけれど、という前提で書きますね。



ホームページの構成要素(パーツ)について


ひとつひとつのパーツを見ると、悪くない部分もあるし、
逆に「うん。これは良いパーツだ♪」と言えるものもあります。


ところが、全体を見たときに、決定的に必要な部分が欠けていたり、
そのパーツのせいで目的を損ねるようなことになっているパーツがあったりする。


しかも、「そのパーツのせいで全体の目的を損ねてしまうようなパーツ」
が、ひとつひとつのパーツとしてみたときには「うんうん。いいんじゃない♪」
と言えるようなパーツだったりするのです。


ややこしいですね(笑)



とはいえ、見るべきポイントはふたつしかありません。


1.まず、目的は何か?

このホームページは、
・見た人にどう思ってもらいたいのか?
・どんな行動をとってもらいたいのか?

そこがはっきりしてないですね。

というよりも、「あれも」「これも」そして「あわよくばそれも」とほしいものをすべて盛り込んでしまっていますね。


しかも、あれやこれやそれを欲しい人は、Mさんですよね。


このページを見る人に「何かを思ってもらいたい」「ある行動をとってもらいたい」のであれば、その人が「何か」を思うためには何が掲載されているといいか?
その人が「ある行動」をとるためにはどんな順序で情報が掲載されているといいか?

そういう風に考えていくといいですよ。


つまり、見るべきポイントのふたつめは
「2.目的を達成するための設計があるか?」です。


この設計というのが、上記に書いた内容ですね。

つまり、
・その人が「何か」を思うためには何が掲載されているといいか?
・その人が「ある行動」をとるためにはどんな順序で情報が掲載されているといいか?
という「問い」とその問いに対する「答え」に基づいてホームページの内容を決めるのです。(=設計するのです。)


1.目的は何か?
2.目的を達成するための設計があるか?


この視点で見ていくと、外すことは少なくなるし、うまくいった場合にも"再現できる"成功例(御社ならではの成功のストック)になります。

(成功した(=目的が達成された)としても、再現できなければそれはたまたまだったということになります。そうすると、いつも不安を抱えながらホームページを作らないとならなくなりますから。あまりお勧めはできません。)

 

そういう観点でみると、今のホームページは基本的には設計ができていないということですので、及第点ではないかなぁ。
(仮にうまくいったとしても再現ができないということは、ある意味ギャンブルなのです。)

まぁ、サイト作成に際してはよくありがちな状態ではありますが、
ただし、今回はテレビからの問い合わせも来ているわけです。

これは良いニュースですよね。


ですので、
「これでも問い合わせが来たんだからいいか。」

と考えるか、

「少なくとも最低限の設計がされて、反映されたものにするか。」

は考えられるといいと思います。

 


ビジネスでもそうだけど、ホームページでも
「よい」と言われることをそのまま採用したり掲載したりするのはおすすめできないこともあります。


しっかり内容も準備ができたうえで、「よい」とされるコーナーを設けたり、
「よい」とされる記載をするのは良いと思います。


しかし、逆に、内容が準備ができていないのに、「よい」と言われるコーナーや記載を
することは、逆効果になることも多いです。

(逆効果というのは「閲覧者の信頼を損なうことになる。」ということです。)


ですので、テレビへの出演実績を載せるのであれば、今のホームページの構成を使わない方がいいと思います。
せっかくテレビの出演実績があるのですから、逆効果的に、ではなく、効果的に使いましょう。


また次回お伺いするときに、必要であれば細かな設計まで含めてお話ししましょう。

まずは質問に対するご回答まで。

電話でもお話ししましたが、普通のことですのでヘコまないでくださいね(笑)


一條仁志

 










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